人物のレイアウトを決めてからレンダリングしたパース
「賑やかさを出したい」
クライアントからの要望でアングル決定後、人物のレイアウト先行でレンダリングしたパースです。
このアングルで、当たり前にテーブルと椅子をレイアウトすると面白くない絵になってしまいます。
あらかじめ、配置する人数を決め、人物の配置に気を配りました。
この絵では、利用者の方が、介護士を向くようにイメージして配置。
後ろ向きになる人物のイスを反転させ、車椅子が入る部分は、椅子を省きレンダリングをかけます。
思い通りに出来た1枚です。
このパースは、天井からのトップライトの光とダウンライトの光。照明の光り。
光源がいくつもあるため、人物の影も一つではなく、複数重なるように意識して落としています。
これでも、まだ淋しいと言うことで、さらに小物や添景を使って表現しました↓
パースの雰囲気を変えてしまう人物添景。 奥が深いです。
あとがき
手描きパース出身の私が、25年前にCGを始めた頃に、アトリエブラウンの遠藤さんに使い方をご教授して戴いた経験があります。